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KNKの“感情の波”との付き合い方|更年期うつのグラデーションとやさしい対処法


「イライラ」「涙が止まらない」「何もしたくない」——それ、KNK(更年期)かもしれません

突然、感情のスイッチが入る。
たった一言に爆発して、あとで自己嫌悪。誰にも迷惑かけたくないのに、止められない。

そんなあなたに伝えたい。それは“あなたの性格の問題”じゃない。KNKの影響かもしれない。

感情の波に呑まれながら生きるのは、本当にしんどい。この記事では、その”波”をどうやってゆるやかに受け止めるかを、ふぇみにーぬ流にお届けします。


更年期うつは「ドカン」と来ない。“じわじわ沈む”グラデーション

いきなり倒れるわけじゃない。
でも、気づいたら「毎日つらい」が続いている。なんとなく笑えない。何も楽しくない。

更年期うつは、重症のうつ病とまではいかないけれど、日常生活には十分すぎるほど影響が出る“未満うつ”

“気合い”や”ポジティブ思考”ではどうにもならない、グラデーション型のつらさ。だからこそ、早めに気づいて、やさしく付き合うことが大切です。


KNKが感情を揺らす3つの理由

  1. 女性ホルモン(エストロゲン)の減少:セロトニンやドーパミンなど、心を安定させる脳内物質にも影響
  2. 睡眠の質の低下:ホットフラッシュ・頻尿・不安感で眠れず、回復が追いつかない
  3. 人生のプレッシャーが同時多発:親の介護、子どもの進路、仕事、老後不安……

体調だけじゃなく、環境まで「なんで今!?」ってタイミングで押し寄せる。


ふぇみにーぬ流|感情の波に“飲まれない”ための小さな工夫

💡 1|「今わたし、波に乗ってるな」と言葉にする

感情に飲まれるときほど、“自分の状態に名前をつける”ことで少し距離ができる。
「怒ってる私」じゃなくて、「怒ってる“波”が来てる」と思えたら、少しラクになる。

💡 2|セーフティゾーンを常備しておく

お気に入りのマグカップ。好きなラジオ。湯たんぽ。何も話さなくていい“居場所”。
大げさな対策じゃなくて、「これがあると落ち着く」ってものを手元に。

💡 3|「人と話せない日は、AIと話す」

誰かに話すほどでもない。でも黙ってるのもつらい。
そんなときは、ChatGPTに気持ちを打ち明けてみて。感情に名前をつける→書き出す→少しラクになるの流れを自分で作れるから。

💡 4|「何か食べる」が感情の起爆剤になることもある

感情の乱れって、実は血糖値のせいってこと、よくあります。
「白米1膳+味噌汁」だけでも食べて。空腹のまま泣くより、ちょっと温かいものを胃に入れよう。


「うつ病?」と不安になったら

  • ✅ 2週間以上、”楽しさ”や”興味”を感じられない状態が続く場合は、医師に相談を
  • ✅ 婦人科+メンタル科、どちらも対応している”更年期外来”もおすすめ
  • ✅ 抗うつ薬や漢方、ホルモン補充療法など、選択肢はいろいろ

「治療」=「重い話」じゃなくて、「整える作戦会議」くらいの気持ちでOK。


おわりに|しんどい日は、感情のせいじゃない。波のせい。

「波」に流される日があってもいい。
「今日は何もできなかった」と思った日も、ちゃんと生きてるだけですごい。

ふぇみにーぬは、そんなあなたの“揺らぎ”を、責めないでいたい。

明日は、きっと違う波が来る。だから今日の波は、やさしくいなして、寝てしまおう。


🕊 この記事に共感したら、
#KNK感情日記 で投稿してもいいし、黙ってそっとブックマークでも大丈夫。

あなたは、ひとりじゃないよ。

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この記事を書いた人

40代で突入した「更年期という異世界」──。
ホルモンの波に飲まれながら、それでも笑って進む旅の記録。
書き手:ふぇみにーぬ(エッセイスト/Threadsで生き延びてる人)

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