「排卵痛」って言葉、いつ知りましたか?
私は、40代になってから。
それまで聞いたことすらなかった。
生理痛の話はあっても、排卵の痛みなんて誰も教えてくれなかったし、
それが“こんなにつらい”なんて想像もしてなかった。
PMSでもない。生理でもない。
でも確実に、身体が重い。お腹の奥がずーんと痛い。
生理も軽くない。むしろ重い日だってまだある。
なのに、その“あいだ”にも不調が来るなんて。
もう私、月の半分くらいしんどくない?
この記事は、そんなあなたへ向けて書きました。
【排卵痛ってなに?ほんとにあるの?】
排卵痛(はいらんつう)とは、
排卵のタイミングで起きる下腹部の痛みや不調のこと。
医学的には「中間期痛」とも呼ばれていて、排卵に伴う卵巣の腫れや、
お腹の中の膜(腹膜)が刺激されることで起こると言われています。
👀 症状としては…
- 下腹部がズキッ、または鈍く重い
- 眠い
- 腰がだるい
- 頭がぼんやりする
- 軽い吐き気や微熱が出ることも
でもこの排卵痛、若い頃は症状が出なかった人が多いんです。
だから、30代後半〜40代で初めて「これ何…?」って気づくケースも珍しくありません。
【更年期と排卵痛の不思議な関係】
「更年期に入ったら、生理も排卵も終わっていくんじゃないの?」
そう思ってたのに、なぜか排卵痛が強くなっていく。
これ、実はホルモンバランスの変化が原因かもしれません。
- 黄体ホルモンやエストロゲンの分泌が不安定になる
- 排卵のタイミングがズレたり、排卵しにくくなる
- それによって身体が“排卵に反応しようとして暴れる”感じになる
しかも、「排卵しそうでしない」時のほうが、痛みが長引いたりするんだとか。
それ、生理よりタチ悪くない?
【私の実録:生理よりしんどい“中間期地獄”】
生理はまだある。
軽くもない。
なのにその“真ん中”で、お腹の奥が重くて動けない。
鎮痛剤も効きにくくて、
ただただ横になって耐えるしかない。
頭はぼんやり、やる気も消え、食欲も乱れ。
PMSみたいだけど時期が違うし、
生理でもない。
これは一体、なに?
カレンダーを見て気づいた。
排卵期、ど真ん中。
私、排卵痛にやられてました。
【病院では「異常なし」と言われがち問題】
この痛みで婦人科に行ったこともあります。
でも、エコーも血液検査も異常なし。
「様子を見ましょう」で終わる。
別に命に関わることじゃないのかもしれない。
でも、それで仕事を休んだり、家事がままならなかったり、
日常のクオリティが確実に落ちるのです。
🌿 ※ふぇみにーぬは、毎年婦人科検診を受けています。
その上で「異常なし」の確認が取れている場合の対処療法として、
この記事は書いています。気になる症状がある場合は、まず必ず病院へ。
【私がやってる排卵痛サバイバル術】
- Googleカレンダーに“排卵期ゾーン”を登録
- この時期は予定を詰めない(なるべく)
- 痛みの出そうな日だけピンポイントで鎮痛剤
- 命の母Aや、漢方(加味逍遙散)が意外と効く
- カフェイン控える・早く寝るだけでもちょっと違う
あと大事なのが、
「これは自分のせいじゃない」って思うこと。
【まとめ:排卵痛を知って、やっと自分を責めなくなった】
「なんで今日こんなに調子悪いの?」
「私って、怠けてる?」
「更年期、こんなに早くくるの?」
そんなふうに思ってた日々。
でも、排卵痛って名前がついてる現象だと分かったとき、
ちょっと気持ちが軽くなりました。
誰も教えてくれなかったけど、
確かにこの痛みはある。
生理でも、PMSでもない、月の“真ん中”の体調不良。
それ、「排卵痛」かもしれません。
🐾 あなたの排卵痛体験、あったら教えてください
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