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男が作った会社に女が働くって、やっぱり無理じゃない?職場の現実と価値観のズレ

朝8時半、会議室に入った瞬間のあの空気。
スーツのジャケットを脱ぐ暇もなく、上司の「で、これ、どうする?」が飛んでくる。
女は私ひとり。
「女性の社会進出」って、こういうことじゃないんだよな…と思う。

数字上は女性管理職が増えたと言われるけれど、決定権を持つ女性はほとんどいない。
うちの会社だけかもしれないけど、そのわずかな管理職も「何も決めない」。
のらりくらり、その場しのぎ。
「とりあえずやってから考える」なんて発想はゼロ。
責任は取りたくないけど、必要なときだけ急に“男”を出して威張り出す。

私はそれを心の中で「またちんこ出してる」と呼んでいる。
女が仕切ったり、堂々と威張ったりするのはどうやら許せないらしい。

段取りを整えたのはこっちなのに、最後はお手柄を持っていく男たち。
女性は競争よりも、みんなで達成感を味わうほうが好きだ。
でも男は、“ちんこコンテスト”のように競い合って出世したがる。
価値観の違いが埋まらないまま、同じフィールドでプレーさせられている。

女性の社会進出は、女性が男社会に溶け込むことじゃない。
社会そのものを変えることだ。
でも、その道はまだ遠い。
今日も私は、自分の椅子に腰掛けながら問い続けている。
「この場所は、本当に私のためのものか?」と。

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この記事を書いた人

40代で突入した「更年期という異世界」──。
ホルモンの波に飲まれながら、それでも笑って進む旅の記録。
書き手:ふぇみにーぬ(エッセイスト/Threadsで生き延びてる人)

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